スマホに保存した音楽をヘッドフォンやイヤフォンで聴くのは今や当たり前。そして最近ではオーバーイヤータイプの見せるファッショナブルなヘッドフォンが流行っていますが、「Shine」はその名の通り、再生中の音楽に合わせて24色に光り輝くレーザーケーブルを使ったブルートゥースイヤフォンで、さらにファッショナブルな演出が楽しめるようになっています。
 

 
レーザーケーブルの輝きは専用アプリでコントロールできるようになっていて、iOSとAndroidの両方に対応しています。さらに、デバイス部分には3軸センサー搭載されていて、体の動きだけでなく歩数や速度、時間など合せて光を反応させることができるようにもなっています。例えば、音楽に合せて一定のパターンで同じ光を繰り返し点滅させるモードにすれば、ランニングやワークアウトの時に同じペースをキープでき、距離によって点滅をコントロールするといったこともできるそうです。
 

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開発したIEC Technologyによると、重さはわずか17グラムで、1.5時間の充電で連続7時間使用できるそうです。イヤフォンそのものは環境ノイズをブロックする機能とパワフルなステレオサウンドを再現する高品質なAPTXのオーディオ技術を採用。省電力モードやレーザーをオフにする機能など、シチュエーションに合わせて音楽をどこでも楽しめるよう工夫されています。
 

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国内では数年前から騒音が問題視されるようになり、一部のクラブで、ワイヤレスヘッドフォンでDJの音楽を聴きながら踊る“サイレント・ディスコ”が流行りはじめていますが、そこでこのShineを付けて踊れば一躍注目を集めることができそうです。
 
Shineをいち早く手に入れたいという人は、11月16日からクラウドファウンディングのキックスタータで始まるキャンペーンに注目。LEDライトで光るパーカーやスニーカーもセットになったパッケージも用意されているそうです。
 
 
##関連リンク
IEC Technology
深圳とロンドンを拠点にするメーカーで、光るブルートゥースキーボードやスピーカーなど、光とブルートゥースを組み合わせた様々なデバイスを開発している。
 
APTX
業務用オーディオマーケットでは以前から普及している、高品質のワイヤレスサウンドを実現する技術で、ソニー、パナソニック、サムスンなど国内外の大手メーカーが開発するオーディオ機能付きデバイスで採用されている。
 
サイレント・ディスコ
今年10月にソニーが製品プロモーションとして開催した「サイレント・ディスコ」を紹介するエンガジェットの記事。ニューヨークから生まれた新しいクラブスタイルが世界に拡がりつつある。
 
 
text:野々下裕子