さまざまな「癒し効果」があるとされているキャンドルのあかり。ゆらぎながら辺りを照らす柔らかな光は、恋愛に有利な環境をつくりだすとも考えられています。キャンドルがもつこの力を使ってカップル成立の確率を高める婚活イベントが、クリスマス直前の週末に開催されることになりました。
空の旅を一度でもした人であれば、空港の快適さが旅全体の心地よさにいかに直結するかは痛感されていることでしょう。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、障がいのある人や高齢者などはもちろんのこと、訪日外国人観光客も対象として、羽田空港内での移動サポートをスムーズに行うことを目的とした実証実験がこの12月3日から始まりました。
2011年の東日本大震災で地震・津波・放射線・火災の四重の困難に見舞われた、福島県いわき市久之浜町。津波の被害を受けた沿岸部では多くの家屋が取り壊され、他の地域でも街の様相は大きく変わりました。困難に直面する被災地で、あかりに何ができるのでしょうか。東京都市大学建築学科小林研究室の活動を紹介します。
私たちは、たとえ意識はしなくとも、たくさんの目に見えない生き物に囲まれて生きています。しかし目に見えないいきものたちは、えてして人間に、嫌われがちなもの。嫌われ者のダニはそのひとつ。ダニを研究するダニ学者が、「見えないいきもの」の恐怖について考えます。
このところ、様々な場面で香りにまつわる話題が増えてきています。人間が香りを感じる能力=臭覚は視覚以上に繊細だといわれていますが、そのちからをうまく取り入れることができれば、ブランディングの可能性は大きく広がっていきます。
クリスマスが近づくと、徐々に点灯し始める街を彩るたくさんの小さなあかりたち。イルミネーションは「照らす」のではなく「自らの光り方を見せる」特別なあかりでもあります。この季節だからこそ楽しめるあかりと親しくなるヒントを見つけに行きましょう。
落葉が始まり少し寂しくなったストウの庭。落ち葉拾いも結構な仕事ですが、来客も少なく樹木伐採に適したこのシーズンは、夏の除草から、新たな秋の作業へと移り、いよいよ庭の修復復元事業が始まります。
宝飾品やブランド品など、高価な商品にも財布の紐が緩む時、そこにはどのようなあかりがあるでしょうか。高級さ、特別さの価値を伝えようとする時の照明、そしてラグジュアリーとあかりの関係について、考えてみます。
世界中の大学や医療機関で、がんの治療法や治療薬の開発が進められていますが、残念ながらまだ十分な状況だとは言えません。がんに対する関心も日本は死亡原因の一位というのもあって比較的高い方ですが、それでも十分に認知するには様々な広報活動が必要とされています。
目の見えない人はどんな夢を見ているだろう? 誰もが気になる疑問かもしれません。私たちは、夢を「見る」と言います。この言い方が正しいならば、彼らは夢を「見ない」のか? はたまた視覚以外の感覚で夢を見るのか?——ところが実際に話を聞いてみると、見える人の夢と見えない人の夢の違いは、意外なところにあることが分かってきました。
手紙からメール、SNSへ。だれもがパソコン、スマホを操る現代にあって、私たちは昔以上に、日々たくさんの文字を他人から受け取り、送っているとも言われます。しかし、あなたが誰かに向けて書いた言葉、文章は、本当に人の心に届いているでしょうか。言葉はどうやって紡げばよいのか、考えてみます。
入るのに、少しばかり敷居が高いのが路地や横丁です。大通りとは異なり、選ばれた人のための空間という認識があるからかもしれません。しかし、逆に路地や横丁に受け入れられたなら、強い愛着が生まれるのも確かです。そしてそこの一部になった瞬間に、演劇的なコミュニケーションがはじまります。
ディスプレイの前に立って動作をすると、それに合せて映し出される画像が変化する、そんなインタラクティブな技術を使った展示が最近ではいろいろなところで見られるようになりました。ニューヨーク科学博物館では、そんなインタラクティブ技術を応用した最新の展示展示コーナー「Connected Worlds」を公開しています。
「パン・パパパパン」ーーテレビCMで流れるインテルのジングルは、その音だけでも企業名を思い起こさせる効果があります。「サウンドロゴ」と呼ばれるメロディーやCMソングは、いまやブランディングにとってきわめて重要な位置を占めているのです。「サウンド・ブランディング」の歴史をたどりながら、その最前線を紹介します。
リラックスできるお店にはどんな秘密があるのでしょうか? 深川の飲食店「たにたや」を訪れるひとびととの交わりから、照明の使い方やコミュニケーションにおいて大切なことを考えます。
呪文を唱えると魔法の杖から光が放たれて、オモチャたちが自分たちの意思で動き出すようになる・・・そんなディズニーが描いてきた魔法の世界を、ディズニー自身が科学技術の力で実現しようとしています。
秋も深まりとともに、庭も秋色。主役は花から実へと移りかわり、草葉もいきいきとした緑から枯れた金色や朱色、深く赤紫色のニュアンスを帯びてきます。植物の世界は光の恵みを栄養として蓄えた実りの季節の到来です。
月と星の明かりのみが唯一夜を照らすものだった平安時代の人々にとって、その色彩はどのようなものであったでしょうか。現代に生きる私たちが平安時代の世界を追体験するイベントが、浅草の緑泉寺で行われました。
日常にある偶然の出会いと、思わず運命を感じてしまうような出会い。このふたつを隔てるものとはなんでしょうか。そしてその時、起きているものとは。
自動衝突防止やハンドルの自動制御など、自動車の安全運転をサポートする先進運転支援システム(ADAS/アドバンスド・ドライバー・アシスタンス・システム)が注目を集めていますが、最近はヘッドライトの機能だけでもずいぶんと進化しているのをご存じでしょうか。
「五感ブランディング」という言葉を耳にする機会が増えてきました。簡単にモノが売れない時代のなか、旧来的な視覚中心のコミュニケーションだけではなく、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚ーー五感を通じてブランドを伝える具体的な方法がいま、様々な企業で実践され成功を収めています。五感ブランディングの最先端を具体例とともに紹介していきます。
目の見える人は日々、当たり前に感じている「色」。しかし、目の見えない人々の色の理解を聞いてみると、見えている私たちの色の感じ方も、ひとつではないことがわかってきます。