古今東西、人間は星空を見上げて生活のリズムを整え、またその星々の世界に到達せんと願い、技術を磨き、その光にロマンを見出してきました。梶田隆章教授のノーベル物理学賞受賞をきっかけに、寒くなった夜空に思いを馳せて、今回もオススメの本をご紹介します。
落葉が始まり少し寂しくなったストウの庭。落ち葉拾いも結構な仕事ですが、来客も少なく樹木伐採に適したこのシーズンは、夏の除草から、新たな秋の作業へと移り、いよいよ庭の修復復元事業が始まります。
過密化が進む大都市で、市民の憩いの場となる緑地や公園をどうやって確保するかは、世界共通の悩みとなっていますが、ニューヨークでは太陽光を使って地下に公園を作るという斬新なアイデアで、この問題を解決しようとしています。
宇宙の遥か彼方から届くのは、目で見える光だけではありません。目に見えない電波を使って宇宙を「見る」のが電波望遠鏡です。南米チリにあるアルマ望遠鏡が電波でとらえた宇宙の姿が、音楽になりました。
一年で最も夜景がクリアに見える季節にあわせ、六甲山ガーデンテラスでは光を使ったアート作品を展示。夜景と芸術作品をともに楽しむことができるイベントを開催しています。
11月23日までは展望台を1000万色以上の色彩表現ができるLED照明でライトアップする「Lightscape in Rokko ~Autumn Version~」が、2016年1月11日まではアンティーク・オルゴールの音色に合わせた光の演出が楽しめる「star wheel simfonia」が開催されています。
太平洋に浮かぶ常夏の島ハワイ。日本人に人気の観光地の1つであり、毎年、日本からたくさんの観光客がやってきます。ハワイといえば、ワイキキ・ビーチで海水浴をしたり、アラモアナ・ショッピングセンターで買い物をするというイメージが強い人も多いのではないでしょうか。でも、それはハワイの1つの側面でしかありません。
9月の十五夜(中秋の名月)に続いて、10月25日は十三夜(いわば、晩秋の名月)。でも江戸では、満月に近い月ばかりが人気だったわけではなく、新月に近い二十六夜の月も大人気でした。今、二十六夜の月が一番似合うのは、沖縄かもしれません。
ディスプレイの前に立って動作をすると、それに合せて映し出される画像が変化する、そんなインタラクティブな技術を使った展示が最近ではいろいろなところで見られるようになりました。ニューヨーク科学博物館では、そんなインタラクティブ技術を応用した最新の展示展示コーナー「Connected Worlds」を公開しています。
いよいよ秋本番。さわやかな秋晴れの日に、澄み切った空を見上げてみると、そこにはさまざまな雲が。秋空の雲は、なぜこんなに印象的なのでしょう。
キッチンで育てた野菜をすぐに食卓へ。究極の新鮮野菜を収穫する喜び、食べる楽しみを体験できます。
LED照明を使った家庭用水耕栽培器「Green Farm」を販売する株式会社ユーイングは、自宅で野菜を育てる楽しさを伝えるため、期間限定ショップ「MINT STAND by Green Farm」を蔦屋家電二子玉川店イベントスペースにオープンします。会場では水耕栽培器を使って育てた野菜の収穫体験や、摘みたてミントを使ったドリンクの試飲が可能。21世紀型の家庭菜園の魅力に触れることができます。
秋も深まりとともに、庭も秋色。主役は花から実へと移りかわり、草葉もいきいきとした緑から枯れた金色や朱色、深く赤紫色のニュアンスを帯びてきます。植物の世界は光の恵みを栄養として蓄えた実りの季節の到来です。
秋のお彼岸の頃に、鮮やかに田園風景を彩る彼岸花。彼岸花が田んぼの畔や墓地に生えているのには、れっきとした理由があるってご存知ですか? 彼岸花と人々の暮らしには密接な関係があるのです。
都心で星空観察を楽しんでみませんか。街明かりで明るい都心でも、高い建物の屋上からは広い夜空が見えます。六本木で毎月開催されている星空観察会をご紹介します。
森の宝石、緑色に光輝くタマムシ。このタマムシの翅(はね)が光り輝く構造をヒントに、誰でも簡単に社会インフラの老朽化度合いを判断できる材料の開発が行われています。
経済至上主義ともいえる21世紀、それを選んだ代償として私たちは多くの大切なものを失ってきたのかもしれません。人間が元々もっている能力すら、現代人の身体は忘れてしまったようです。かつてサバニは沖縄からアフリカまでの大航海を可能にしていました。人間のもつ大いなる力を取り戻すには何からはじめればよいのでしょうか? サバニから考えてみます。
都市化によって日本人とヒグラシはどんどん疎遠になり、ヒグラシが夜明けにも鳴くことすら知らない人が増えています。カナカナのある生活の豊かさを思い出し、暮らしにヒグラシの声を取りもどしましょう。
朝、昼、夜と、時間とともに移ろいゆく光。あらゆる表情を持つ光は私たちの想像力を掻き立て、写真を撮りたいと思わせてくれる「小さなきっかけ」を与えてくれます。
日の光が植物に大きな影響を与えているのは誰もが知ることですが、月の光もまた同様に、自然界に大きな影響を与えています。植物や樹木、野菜にとっても例外ではありません。
サバニを漕ぐ「ゥエーク」と呼ばれる櫂。力任せに漕いでみても、うまく波をとらえることはありません。ゥエークとひとの身体がひとつの流れにあるとき、舟は前へ前へと進むのです。人間の身体があらかじめ知っている「知識」。ゥエークはその知識の存在を私たちに明らかにしてくれます。
世界では、ナイトサーフィンというあまり耳慣れないスポーツを楽しむ人たちがいて、数年ほど前から世界各国のサーフィンスポットでイベントやコンテストが開催されているそうです。
サバニとは、沖縄に古くから伝わる小さな舟のことです。古くから海人(うみんちゅ)の日常の足として使われていました。サバニは、風の声を聴き、風の道をみつけ、星と対話して、東南アジアの海をかけ渡りました。