みなさんは退屈なものを見ている時に、無意識に身体が動いていることをご存知でしょうか?イギリスのあるメディカルスクールでは、ユーザーが退屈しているかどうかをコンピューターに判断させることで、より精度の高いユーザーデータを抽出するための研究が行われています。
イヤフォンをしながら道を歩いていて、後ろから来る車に気づかなかった…なんていう経験はありませんか?今回は、日常の中の危険に対し、知覚を助けて事故を未然に防ぐ製品作りへの挑戦をご紹介します。
救難活動に向かうヘリコプターは、霧や突風、暴風雨など、過酷な条件下での飛行を余儀なくされる場合があります。天候が悪い場合にも救命活動を行うために、拡張現実を利用する研究が、はじまっています。
モノクロ写真への着色が、深層学習(ディープラーニング)アルゴリズムによって可能になっています。私の写真で試してみたら、骨格からモンゴロイドだと判定しているのか、肌が黄色っぽく彩色されました。
「考えるメディア」では、谷崎潤一郎の代表作のひとつであり日本特有の感性のあり方を著した『陰翳礼讃』を、写真家・阿部萌子さんが本作から着想を得て撮影した写真とともに、お届けします。
第4回は「小説家の空想」。
指にはめることのできる文字盤の小さな「腕時計」もありますが、視認性がよいとは言えません。ガジェットも小型軽量化がどんどん進むと、指先で操作するのが難しくなってしまいます。
環境・社会への負荷をおさえた服づくりを実践する「エシカル(倫理的な)ファッション」。そのコンセプトの性質上、語るべきストーリーをたくさん持っているエシカルファッションを、それを着る個人の目線から語ることはできないか――ストーリーを題材に、ファッションに関する新しいコミュニケーションのあり方を考えます。
「考えるあかり」では、谷崎潤一郎の代表作のひとつであり日本特有の感性のあり方を著した『陰翳礼讃』を、写真家・阿部萌子さんが本作から着想を得て撮影した写真とともに、お届けします。
第3回「行燈式の電燈 」で取り上げるのは、紙と筆記具。
夏本番。花火大会や海水浴、ハイキングなど夏のレジャーが目白押しです。夏の「光」といえば、ホタル。今回はホタルの光について詳しくお話しします。
いよいよ、夏の到来です。夏の食べ物といえば、そうめん。実は、柏餅やおせち料理と同じ、「節句の料理」だということをご存知でしょうか。なにげなく親しんでいる食品ですが、よく見るとたくさんの知られざる秘密があります。
さあ、一年で最も昼間の長い夏至がやってきました。北欧などの高緯度地帯では、この時期は白夜となり、夜でも闇になりません。この白夜のような空が、日本でも見られるということをご存知でしょうか。
ぐんぐんと気温が上がり、初夏と呼ぶのにふさわしい季節。雨が降った後の青空には、虹が見られることも。虹ってさまざまな色や形があるってご存知ですか?
素掘りトンネルは各地にありますが、房総と越後には、とても珍しい素掘りトンネルがたくさんあります。人と水が掘ったそのトンネルたちは、ふつうの素掘りトンネルよりずっと豊かな闇と光と音がある、隠れた名所です。
「考えるあかり」では、谷崎潤一郎の代表作のひとつであり日本特有の感性のあり方を著した『陰翳礼讃』を、写真家・阿部萌子さんが本作から着想を得て撮影した写真とともに、お届けします。
第2回で取り上げるのは「厠」です。
2016年も3月21日、関東で桜の開花が観測されました。日本人にとって桜の開花は特別な行事であり、毎年桜にまつわる数多くのイベントが開催されます。 この時期は桜にまつわるイベントが各所で開催されます。ここでは、2016年春の「あかり」を使った桜イベントを紹介します。
開通前の海底トンネルを利用して、1日限りのヨガレイブイベントが開催されます。
会場となるのは、3月下旬に開通予定の国道357号線東京港トンネル。臨海副都心(お台場)と大井を結ぶ全長1.5キロメートルの海底道路です。海底から7メートルの深さに掘られたトンネル内部は、外の明かりや音からほとんど遮断された異空間。足音など、内部にいる人たちが発する音しか聞こえないような場所です。
その土地ならではの魅力を引き出すために、あかりはどのようにあるべきでしょうか。東京都市大学・小林茂雄研究室が行ったリゾート地・長野県蓼科高原での照明の改修で、カギとなったのはあかりの「暗さ」だったようです。
2015年は谷崎潤一郎の没後50周年、2016年は生誕130周年を迎えます。これと同時に、死後50年が経過したことから作家の著作権保護期間が終了しました。「考えるあかり」では、谷崎潤一郎の代表作のひとつであり日本特有の感性のあり方を著した『陰翳礼讃』を、現代の写真家が本作から着想を得て撮影した写真とともに、お届けします。
生物学者フォン・ユクスキュルは眼のないマダニの「見ている」世界を「環世界」と呼びました。ダニ(学名・分類群名:Acari [アカリ])の研究から、眼のある私たちに「見えない」生活について考えます。
夜の街を彩るイルミネーション。美しく彩られてはいるものの、いくつものイルミネーションを見るうちに、私たちの感動は、いつの間にか薄れていってはいないでしょうか。もっとイルミネーションが街の環境と溶け合うものであったなら。東京都市大学 小林研究室の活動を記します。
今回紹介するのは、通常なら住居内に収まるリビングを、バルコニーと居住空間の「中間領域」と再定義し、自然光を感じられる空間を作るパッケージ型リノベーションの「AM6」。2月5日より、全国でパッケージ型中古住宅リノベーションサービスを展開している「RE住むリノベーション」で取り扱いが始まりました。
2015年は没後50周年、2016年は生誕130周年となる谷崎潤一郎。その希有で独特な感性は、文章を読んだ時に我々の五感を鋭く目覚めさせる力を持っているようです。