NASAのジェット推進研究所で、人工知能(AI)を使った消防士支援システムが開発されています。AIが現場の状況把握と判断を行うことで、消防士の危険を未然に回避することができるというもの。レスキュー現場の常識も、今後かなり変わって行くかもしれません。
「考えるあかり」では、谷崎潤一郎の代表作のひとつであり日本特有の感性のあり方を著した『陰翳礼讃』を、写真家・阿部萌子さんが本作から着想を得て撮影した写真とともに、お届けします。
第3回「行燈式の電燈 」で取り上げるのは、紙と筆記具。
待ち遠しかった春。ストウの庭と光についてのコラムもようやく花の季節開幕を迎えることができました。「花の無い庭」として知られるストウ庭園の春の花を、できるかぎりたくさん紹介します。
「もしも建物が話せたら、私たちにどのような言葉を語り掛けるのだろうか」をテーマに、ヴィム・ヴェンダースら6人の監督が、それぞれ思い入れのある建築物を選び、その文化的な背景や意義を描くオムニバス・ドキュメンタリー。建築物自身が擬人化され、一人称として言葉を発し、内部に集まる人々や構造について独り語りをはじめます。
今回紹介するのは、通常なら住居内に収まるリビングを、バルコニーと居住空間の「中間領域」と再定義し、自然光を感じられる空間を作るパッケージ型リノベーションの「AM6」。2月5日より、全国でパッケージ型中古住宅リノベーションサービスを展開している「RE住むリノベーション」で取り扱いが始まりました。
ファストファッションが当たり前になったのと対をなすように、耳にするようになった「エシカルファッション」という言葉。エシカルファッションの担い手であるINHEELSの布田さんは、そこに陰翳をもたらしたいと言います。エシカルファッションと陰翳の関係について、考えます。
「経済で、結果を出す。」ーーこの言葉がいまだにキャッチフレーズたりえているのは、経済成長に終わりがないことを信じている人がいまもなお、数多くいることを物語ります。流れてくるニュースは、世界の行き詰まりを感じさせるばかりか、解決の方策を失ったかのようです。限りある地球に生きる私たちは、いま何をはじめるべきなのか? 東京を離れ、故郷・山口の山間の村で、「まるで村の鍛冶屋さんのように」カバンをつくることを選んだ清水さん。「考えるあかり」では昨年、「サバニ」の連載を執筆してくれました。清水さんはなぜ、「村」で「職人」をするのか? 2016年の年初、五感への意識にもつながるであろう「手仕事の思想」を語ってもらいました。
平等院ではこのほど、国宝である鳳凰堂壁扉画や、梵鐘*1、雲中供養菩薩像などを収蔵する平等院ミュージアムの照明にもLEDを導入。文化財を照らすあかりを一新しました。
宇宙の遥か彼方から届くのは、目で見える光だけではありません。目に見えない電波を使って宇宙を「見る」のが電波望遠鏡です。南米チリにあるアルマ望遠鏡が電波でとらえた宇宙の姿が、音楽になりました。
ディスプレイの前に立って動作をすると、それに合せて映し出される画像が変化する、そんなインタラクティブな技術を使った展示が最近ではいろいろなところで見られるようになりました。ニューヨーク科学博物館では、そんなインタラクティブ技術を応用した最新の展示展示コーナー「Connected Worlds」を公開しています。
キッチンで育てた野菜をすぐに食卓へ。究極の新鮮野菜を収穫する喜び、食べる楽しみを体験できます。
LED照明を使った家庭用水耕栽培器「Green Farm」を販売する株式会社ユーイングは、自宅で野菜を育てる楽しさを伝えるため、期間限定ショップ「MINT STAND by Green Farm」を蔦屋家電二子玉川店イベントスペースにオープンします。会場では水耕栽培器を使って育てた野菜の収穫体験や、摘みたてミントを使ったドリンクの試飲が可能。21世紀型の家庭菜園の魅力に触れることができます。
忘れ物はどうしたらなくなるのでしょうか? 持って行くべきものを家に忘れ、持ってきたものを忘れて帰る……。忘れ物が直らない人が忘れ物を防ぐためにたったひとつだけ、忘れないようにしておくとよいこととは。
森の宝石、緑色に光輝くタマムシ。このタマムシの翅(はね)が光り輝く構造をヒントに、誰でも簡単に社会インフラの老朽化度合いを判断できる材料の開発が行われています。
「五感ブランディング」という言葉を耳にする機会が増えてきました。簡単にモノが売れない時代のなか、旧来的な視覚中心のコミュニケーションだけではなく、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚ーー五感を通じてブランドを伝える具体的な方法がいま、様々な企業で実践され成功を収めています。五感ブランディングの最先端を具体例とともに紹介していきます。
経済至上主義ともいえる21世紀、それを選んだ代償として私たちは多くの大切なものを失ってきたのかもしれません。人間が元々もっている能力すら、現代人の身体は忘れてしまったようです。かつてサバニは沖縄からアフリカまでの大航海を可能にしていました。人間のもつ大いなる力を取り戻すには何からはじめればよいのでしょうか? サバニから考えてみます。
タイのバンコクをベースに活動するデザインスタジオ、THINKK Studioは色、形、大きさを自由にカスタマイズできるランプシェードを展開しているだけでなく、製造プロセスにおける環境対策にも積極的に取り組んでいます。
人々を魅了する、光るシルクの幻想的な世界。美しい緑色やピンクなどの蛍光色に光り輝くシルクが、今ファッション界で注目されています。
スフェラーパワー社が開発した世界初の粒状の太陽電池“スフェラー”。これを利用した砂時計型をしたライトは、もちろんコードや電池が不要。どこにでも手軽に置けて、スイッチも無く、とてもシンプルなプロダクトです。