光と五感のデザイン学 考えるあかり Light up your life and fie senses

仕事中のネットサーフィンは、翌日の筋肉痛を覚悟で

デスクワークの仕事だと、こっそり会社のパソコンでネットサーフィンをしたり、メールやSNSで私用のやりとり……なんてことも簡単にできてしまう時代。しかし、それらは「サイバースラッキング」と呼ばれ、現在多くの会社が抱える課題であることをご存知でしょうか。そんな問題に対し、カナダのある大学ではサイバースラッキングを減らすための研究が行われています。

考えるメディア編集部2017.05.30

無意識な退屈動作を映すコンピューターの目

みなさんは退屈なものを見ている時に、無意識に身体が動いていることをご存知でしょうか?イギリスのあるメディカルスクールでは、ユーザーが退屈しているかどうかをコンピューターに判断させることで、より精度の高いユーザーデータを抽出するための研究が行われています。

考えるメディア編集部2017.01.16

電子書籍の台頭と紙の本の未来

近年のデジタル技術の台頭により、読書方法を電子書籍に移行する人も増えてきました。
紙媒体は消えゆく運命なのでしょうか。それとも、電子媒体と共存し続けることができるのでしょうか。

考えるメディア編集部2017.01.04

大学の匿名受験は「公平」な採用制度に成り得るか

就職活動でエントリーシートを出すように、どこに行くにも名前や出身、所属などの明確な「肩書き」がセットになります。区別しやすい情報として必要なものとはいえ、疎ましさを感じた経験がある人も多いのではないかと思います。では、事前の属性判断になる情報を排除すれば、どの人も公平にチャンスが与えられるものなのでしょうか。イギリスのある大学は、「匿名制受験」の導入を始めました。

考えるメディア編集部2016.11.26

メンタル・トレーニングはチームを強くするか

強い選手が揃っていたとしても、必ずしも勝利に結びつかないのがチームプレーを必要とするスポーツの難しく奥深いところ。今回はサッカー指導に力を入れるドイツの、チーム戦術力を高めるメンタル・トレーニングの研究をご紹介します。

考えるメディア編集部2016.11.14

セルフ・ドライビング・カー開発とトロリー問題

自動運転車が事故を起こした場合、誰の業務上過失になるのでしょうか?
自動運転車開発に関するモラルや法規制に関連して、トロリー問題あるいはトロッコ問題と言われるものが議論になっています。

信國 謙司2016.09.20

「サードプレイス」は、横丁の赤提灯

自宅でもない、オフィスでもない、第三の場所ーー新しい環境としてのサードプレイスはいま、都市生活者にとってなくてはならない特別な空間と言えるでしょう。新しい概念と思いがちなサードプレイスですが、その言葉が知られるずっと前から、旧来の共同体と距離を置いた自由な場所であり続けてきたのが、飲み屋が連なる横丁でした。

井上 健一郎2016.02.18

目に見える”光”の通信「Li-Fi」と「可視光通信」に期待されること

ホコリを払うような動きをしながら「Wi-Fi飛んでるやん」とボケるお笑いネタが定番になるほど、今やすっかり身近になっているWi-Fiですが、そう遠くないうちに見えるWi-Fiが登場するかもしれません。

2016.02.15

透明な音と光をどこへでも届けるデジタルランタン

音の印象というのは、聴いている空間の照明の明るさや色、質とも密接に関係しているのかもしれません。ソニーが展開する新しい製品シリーズ「Life Space UX」から登場した『グラスサウンドスピーカー』は、ランタンスタイルの照明に360度スピーカーを組み合わせた、これまでにありそうでなかった新しいタイプのガジェット。

2016.02.02

谷崎、タケミツ、そしてリゲティ ーー『考えるあかり』が考える、今年体感すべき3つの作品

他媒体さんとの連携企画、年始のお題は「各メディアの編集長が『今読むべき本』を3冊紹介する」ーー2016年を迎えた今、ひかりとあかりの視線から選んだのは、谷崎、タケミツ、そしてリゲティの3人です。

考えるメディア編集部2016.01.19

「憧れの人に好かれたい」と思ったら ギャルに灯してもらった心のあかり

「かっこいい」と感じる基準はそれぞれでも、素敵な出会いがあれば自然と好意を抱くもの。そして好意を持てば「また会いたい」と思うのが人情です。「かっこいい大人」に出会うたび、「どうしたらまた会ってもらえるか」を考えてきた著者が、ある時、ギャルの振る舞いに気付かされたこととは。

金益見2016.01.15

年末年始こそ、赤提灯で過ごしたい

12月も半ばとなりました。これから1ヶ月の間、日本中で飲み会が続いていきます。そんなお祭り気分の喧噪のなか、横丁はどんな風景をみせてくれるのでしょうか。横丁ブームの出発点のひとつ、吉祥寺「ハモニカ横丁」の年末年始をのぞいてみましょう。

井上 健一郎2015.12.16

ろうそくのあかりが幸せを運ぶ キャンドルを使った婚活イベント

さまざまな「癒し効果」があるとされているキャンドルのあかり。ゆらぎながら辺りを照らす柔らかな光は、恋愛に有利な環境をつくりだすとも考えられています。キャンドルがもつこの力を使ってカップル成立の確率を高める婚活イベントが、クリスマス直前の週末に開催されることになりました。

2015.12.09

「目に見えないいきもの」の恐怖 君と僕と、そしてダニ

私たちは、たとえ意識はしなくとも、たくさんの目に見えない生き物に囲まれて生きています。しかし目に見えないいきものたちは、えてして人間に、嫌われがちなもの。嫌われ者のダニはそのひとつ。ダニを研究するダニ学者が、「見えないいきもの」の恐怖について考えます。

島野 智之2015.11.30

「たにたや」のあかりから#2 本音で、素のままでいられるお店

リラックスできるお店にはどんな秘密があるのでしょうか? 深川の飲食店「たにたや」を訪れるひとびととの交わりから、照明の使い方やコミュニケーションにおいて大切なことを考えます。

2015.10.15

吸い込まれるような出会いはどこにあるか

日常にある偶然の出会いと、思わず運命を感じてしまうような出会い。このふたつを隔てるものとはなんでしょうか。そしてその時、起きているものとは。

高石宏輔2015.09.22

音の陰翳とは? 林正樹 ニューアルバム『Pendulum』

音の陰翳とは何でしょう? ピアニスト・林正樹は一音一音の深さにおいて、今最も音の陰翳を表せるアーティストの一人です。ニューアルバム『Pendulum』(ペンデュラム)では、彼のピアノが静謐で美しい情景を描きます。演奏の数々はノスタルジックでありながら、一枚の写真のように消えてなくならない輪郭をもっています。

2015.09.09

なぜ横丁だとひとは言葉を交わしてしまうのか?

路地にあふれでる軒先、それは通路なのか店なのかよくわからないのが路地の特徴です。しかし、物と物、人と人の距離が近い、ヒューマンスケールな空間であるがゆえに、店の主人や隣の客との会話が自然にはじまるのです。

井上 健一郎2015.08.28

「たにたや」のあかりから#1 光のつくる状況の力ってほんとうに不思議です

照明は「食」をいかに変えるのでしょうか? 東京の下町・深川の飲食店「たにたや」の視点から、その深くて豊かな関係を探っていきます。

2015.08.27

見知らぬ人の「ブス」の一言 ニーチェに灯してもらった心のあかり

私たちの目に映るさまざまな光景、耳に飛び込んでくるさまざまな言葉。それらは美しいこともあれば、時に暴力的であることも。ふと耳にした一言に気持ちが荒んでしまいそうになった時、心に灯りを取り戻す方法とは。

金益見2015.08.12

LAの闇を照射するライト 映画『ナイトクローラー』

犯罪/事故現場に誰よりも早く到着して、陰惨な状況をVTRに収める「報道パパラッチ」を主人公に、現代社会の光と陰を描くのが映画『ナイトクローラー』です。主役はジェイク・ギレンホール。

2015.08.06

あかりと親しくなる方法。その「高さ」問題を考察する。

暗さや陰影から明るさを思ったり、カエルが飛び込む水音で静かさを感じとるような日本人のセンス。明かりの位置は空間において、自分の発想次第で自由奔放。おもしろくて、くつろげて、自分の為になるあかりーーそんな光に出会えるヒントは、どこにあるのでしょう。

高橋 哲史2015.07.31