環境・社会への負荷をおさえた服づくりを実践する「エシカル(倫理的な)ファッション」。そのコンセプトの性質上、語るべきストーリーをたくさん持っているエシカルファッションを、それを着る個人の目線から語ることはできないか――ストーリーを題材に、ファッションに関する新しいコミュニケーションのあり方を考えます。
「考えるあかり」では、谷崎潤一郎の代表作のひとつであり日本特有の感性のあり方を著した『陰翳礼讃』を、写真家・阿部萌子さんが本作から着想を得て撮影した写真とともに、お届けします。
第3回「行燈式の電燈 」で取り上げるのは、紙と筆記具。
夏本番。花火大会や海水浴、ハイキングなど夏のレジャーが目白押しです。夏の「光」といえば、ホタル。今回はホタルの光について詳しくお話しします。
いよいよ、夏の到来です。夏の食べ物といえば、そうめん。実は、柏餅やおせち料理と同じ、「節句の料理」だということをご存知でしょうか。なにげなく親しんでいる食品ですが、よく見るとたくさんの知られざる秘密があります。
さあ、一年で最も昼間の長い夏至がやってきました。北欧などの高緯度地帯では、この時期は白夜となり、夜でも闇になりません。この白夜のような空が、日本でも見られるということをご存知でしょうか。
ぐんぐんと気温が上がり、初夏と呼ぶのにふさわしい季節。雨が降った後の青空には、虹が見られることも。虹ってさまざまな色や形があるってご存知ですか?
花が次々に咲き誇る、春本番。そろそろ新緑のまぶしい季節も始まろうとしています。緑といえば、雑草の存在も忘れてはいけません。雑草はなぜあんなにたくましいのでしょうか。
待ち遠しかった春。ストウの庭と光についてのコラムもようやく花の季節開幕を迎えることができました。「花の無い庭」として知られるストウ庭園の春の花を、できるかぎりたくさん紹介します。
2016年も3月21日、関東で桜の開花が観測されました。日本人にとって桜の開花は特別な行事であり、毎年桜にまつわる数多くのイベントが開催されます。 この時期は桜にまつわるイベントが各所で開催されます。ここでは、2016年春の「あかり」を使った桜イベントを紹介します。
日に日に春らしくなり、そろそろ虫の姿を目にすることも増えてくる季節です。今回は、「飛んで火に入る夏の虫」の謎に迫ります。
その土地ならではの魅力を引き出すために、あかりはどのようにあるべきでしょうか。東京都市大学・小林茂雄研究室が行ったリゾート地・長野県蓼科高原での照明の改修で、カギとなったのはあかりの「暗さ」だったようです。
2015年は谷崎潤一郎の没後50周年、2016年は生誕130周年を迎えます。これと同時に、死後50年が経過したことから作家の著作権保護期間が終了しました。「考えるあかり」では、谷崎潤一郎の代表作のひとつであり日本特有の感性のあり方を著した『陰翳礼讃』を、現代の写真家が本作から着想を得て撮影した写真とともに、お届けします。
市民や企業、そして行政が一体となって河川敷などの「水辺」の活用方法を探っている「ミズベリング・プロジェクト」では、ディスカッションやフィールドワーク、体験型のイベントなどを通して、水辺の魅力を発掘し、活性化のための活動を行っています。2月24日には橋脚を映像インスタレーションで照らす実験を行い、都心の水辺を人々が楽しめる場所に変えられるのか検証します。
ひっそりとキラキラと、まるで雪のように咲く花々が、冬の庭園に顔をのぞかせる季節。心地よい香りに気がついたら、きっと春はもうすぐです。
「ガーデンネスト」は、組み立て式のドーム型テント。かまくらのように、庭先にもうひとつの部屋を設置することができます。作り方は簡単。カバーをジョイントバーでつなぐだけです。透明なカバーから見える外世界を感じることで、より季節に密着した時間を過ごせるはずです。
寂しく思える冬の庭にこそ、命が輝く光が見えます。ストウ庭園の『ウィンターガーデン』、そして日本の冬の植物から、枯れた木々と草や葉の色彩の間に、生命力溢れる輝きを探してみてください。
あけましておめでとうございます。まもなく一年で最も寒い季節を迎えます。そこで、この連載でも寒い話題を。雪や氷と光の関係についてお話しします。
いよいよ年の瀬も押し迫ってきました。年末年始は、一年のなかでも特に年中行事の多さが感じられる時期ではないでしょうか。
一年のうちでもっとも日の短い「冬至」になりました。この季節、動物たちは冬籠りを始めます。今回は、上野動物園にクマの冬眠についてお話を伺いました。
代官山で開催されているイベント「mountain morning “WHITE”」は、インテリアスタイリスト作原文子さんの「ごく私的な思い」からスタートしたプロジェクト。イベントでは、アート、インテリア、ファッション、フードを組み合せて、インスタレーション形式で「山の朝」を表現しています。
ストウの冬。日本より緯度の高いイギリスでは、冬になると午後3時くらいには日が落ち始めます。イギリスは日本と比べると夕暮れの時間が早く訪れますが、太陽の低い傾きが長く続く分だけ、夕闇も少し長く味わえるのでしょうか。高緯度特有の深い空色が夕闇を引き立てる「マジック・アワー」です。