夏本番。花火大会や海水浴、ハイキングなど夏のレジャーが目白押しです。夏の「光」といえば、ホタル。今回はホタルの光について詳しくお話しします。
いよいよ、夏の到来です。夏の食べ物といえば、そうめん。実は、柏餅やおせち料理と同じ、「節句の料理」だということをご存知でしょうか。なにげなく親しんでいる食品ですが、よく見るとたくさんの知られざる秘密があります。
さあ、一年で最も昼間の長い夏至がやってきました。北欧などの高緯度地帯では、この時期は白夜となり、夜でも闇になりません。この白夜のような空が、日本でも見られるということをご存知でしょうか。
ぐんぐんと気温が上がり、初夏と呼ぶのにふさわしい季節。雨が降った後の青空には、虹が見られることも。虹ってさまざまな色や形があるってご存知ですか?
花が次々に咲き誇る、春本番。そろそろ新緑のまぶしい季節も始まろうとしています。緑といえば、雑草の存在も忘れてはいけません。雑草はなぜあんなにたくましいのでしょうか。
素掘りトンネルは各地にありますが、房総と越後には、とても珍しい素掘りトンネルがたくさんあります。人と水が掘ったそのトンネルたちは、ふつうの素掘りトンネルよりずっと豊かな闇と光と音がある、隠れた名所です。
「考えるあかり」では、谷崎潤一郎の代表作のひとつであり日本特有の感性のあり方を著した『陰翳礼讃』を、写真家・阿部萌子さんが本作から着想を得て撮影した写真とともに、お届けします。
第2回で取り上げるのは「厠」です。
眠りとは何なのでしょうか? 意識が遮断されているあいだの時間の流れとも言えますし、そうでないとも言えます。アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の新作『光りの墓』では、「原因不明の“眠り病”」に罹った兵士たちが登場し、眠りを通してストーリーが展開します。闇と一体のものとして認識されることの多い眠りはここでは、ひかりとして表現されます。眠っている彼らは、あるいはひかりとなった彼らは、どこでどんな活動をしているのでしょうか。
待ち遠しかった春。ストウの庭と光についてのコラムもようやく花の季節開幕を迎えることができました。「花の無い庭」として知られるストウ庭園の春の花を、できるかぎりたくさん紹介します。
2016年も3月21日、関東で桜の開花が観測されました。日本人にとって桜の開花は特別な行事であり、毎年桜にまつわる数多くのイベントが開催されます。 この時期は桜にまつわるイベントが各所で開催されます。ここでは、2016年春の「あかり」を使った桜イベントを紹介します。
赤い羽根募金やピンクリボン運動など、テーマカラーで活動を印象づけるキャンペーン活動は以前からいろいろありますが、より活動を印象づけるために、タワーや高層ビルディング、橋、観覧車、お城などのランドマーク施設をテーマカラーライトアップするキャンペーンが増えているのをご存じでしょうか。
英国の作家イザベラ・バードが愛した土地、山形県金山町。古くからの景観が残り「境界が曖昧である」という特徴をもつ街並みのあかりは、どうあるべきでしょうか。東京都市大学建築学科小林研究室のレポートです。
開通前の海底トンネルを利用して、1日限りのヨガレイブイベントが開催されます。
会場となるのは、3月下旬に開通予定の国道357号線東京港トンネル。臨海副都心(お台場)と大井を結ぶ全長1.5キロメートルの海底道路です。海底から7メートルの深さに掘られたトンネル内部は、外の明かりや音からほとんど遮断された異空間。足音など、内部にいる人たちが発する音しか聞こえないような場所です。
日に日に春らしくなり、そろそろ虫の姿を目にすることも増えてくる季節です。今回は、「飛んで火に入る夏の虫」の謎に迫ります。
その土地ならではの魅力を引き出すために、あかりはどのようにあるべきでしょうか。東京都市大学・小林茂雄研究室が行ったリゾート地・長野県蓼科高原での照明の改修で、カギとなったのはあかりの「暗さ」だったようです。
2015年のノーベル物理学賞は、「ニュートリノに質量を示したニュートリノ振動」を発見した功績によって、東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章博士とカナダ・クィーンズ大学名誉教授のアーサー・マクドナルド博士の2人に贈られました。ニュートリノは、この宇宙をつくっている基本的な粒子である素粒子の仲間ですが、いったいどのような粒子なのでしょうか。
映画のなかで様々な意味をまとうひかり。宇宙人やその乗り物をひかりのかたまりとして表現した『未知との遭遇』では、ひかりは人類をはるかに超えた高度な知性として描かれ、それは希望をイメージさせるものでした。遭難したタンカーを救い出す実話をもとにした、同じくディズニーの新作『ザ・ブリザード』から、映画はひかりに何を託したのかを考えます。
シャープな丸い筒状のボディに翼のような2枚のLEDパネルがについた「シーガル・ライト」は、まるで部屋の中に鳥がとまっているかに見えるフォルムを持ったデスクライトです。先端部分をひねると鳥がはばたくようにパネルの位置を変えることがで、細いバーの先にある本体は今にも飛び立ちそうにも見えます。
2015年は谷崎潤一郎の没後50周年、2016年は生誕130周年を迎えます。これと同時に、死後50年が経過したことから作家の著作権保護期間が終了しました。「考えるあかり」では、谷崎潤一郎の代表作のひとつであり日本特有の感性のあり方を著した『陰翳礼讃』を、現代の写真家が本作から着想を得て撮影した写真とともに、お届けします。
市民や企業、そして行政が一体となって河川敷などの「水辺」の活用方法を探っている「ミズベリング・プロジェクト」では、ディスカッションやフィールドワーク、体験型のイベントなどを通して、水辺の魅力を発掘し、活性化のための活動を行っています。2月24日には橋脚を映像インスタレーションで照らす実験を行い、都心の水辺を人々が楽しめる場所に変えられるのか検証します。
一分あたりのTwitterへの投稿数は全世界で35万件以上にものぼり、データを可視化してマーケティングやビジネスに役立てようという動きが国内外ではじまっています。そんな一方で、データをもっと新しいことに使えないかという、ユニークなプロジェクトも登場しています。