渡邊 淳司

渡邊 淳司Junji Watanabe

東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程修了。博士(情報理工学)。現在、日本電信電話株式会社(NTT)コミュニケーション科学基礎研究所人間情報研究部主任研究員(特別研究員)。東京工業大学大学院総合理工学研究科連携講座准教授兼任。
視覚・触覚の知覚メカニズムに関する研究、感覚の言語表現の研究を行う。人間の知覚特性を利用したインタフェース技術を開発、展示公開するなかで人間の感覚と環境との関係性を理論と応用の両面から探求している。学会活動とともに文化庁メディア芸術祭やArs Electronica等の芸術祭においても数多くの展示を行う。
主な著書に『いきるためのメディア』(編著、春秋社)、『オノマトペ研究の射程』(分担執筆、ひつじ書房)、『コミュニケーションの科学 第1巻 言語と身体性』(分担執筆、岩波書店)、『情報を生み出す触覚の知性』(単著、DOJIN選書、毎日出版文化賞(自然科学部門)受賞)がある。