近年、新しい価値観をもったスタイリッシュホテルが世界的に人気を集めています。ヴィンテージの家具を用意する、コミュニティー感をとりいれる、地域や歴史に特化させたルームデザイン・・・、これまで一般的であった豪華さや至れり尽くせりのサービスだけではない、新しいコンセプトが宿泊客の関心を集めています。
 
この12月に東京・赤坂にできた「ホテルリズベリオ赤坂」は、ホテルに求められるそんな時代の気分を最高のレベルで表現した“東京スタイル”の傑作といえるでしょう。
 
その特長のひとつは、アートとともに過ごす部屋。71室の客室には、ホテル名「リズベリオ」(イタリア語)の原意である「目覚める」「覚醒する」をテーマにした、一部屋ごとに異なるオリジナルのアートが描かれています。新進気鋭のアーティストたちが描く壁面画は「和」のテイストを保ちながら、その領域を超えていくフィーリングを持ち合わせていて秀逸です。ホテルが「旅」の途中のワンシーンであるならば、これほどぴったりの作品もないでしょう。

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インテリアデザインは関家具・アライアプロデュース、サイン・ロゴデザイン・アートキュレーションはartless Inc.川上シュンが担当

 
そして最先端のIoTにも驚かされます。エントランスに入ると目に飛び込んでくる「R」のライトインスタレーション。一日の天気予報をパネルのライトの色の変化によって直感的に感じさせるユニークなプロダクト「kizuki.」はIoTの最新形であると同時に、「ホテルリズベリオ赤坂」のシンボルとしても機能しています。「kizuki.」以外にも、様々な場面で最先端技術がおもてなしの一助となっています。
 
「R」をはじめ「RISVEGLIO」に用いられているロゴ・デザインについても一言、述べておきましょう。一見してわかるように、アルファベットの一部が欠けています。これは、未完のデザインを館内にちりばめることによって、宿泊する人々の「五感」を常に刺激することを意図したもの。東京という先端都市のイメージをデザイン化することで、ホテル全体をひとつの「感性空間」へと導いています。

 
経験豊富な旅行者が待ち望んでいたホテルが、ようやく東京にも。そんな印象を抱かせる個性的なスタイリッシュホテルの登場です。
 
 

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■ ホテルリズベリオ赤坂
住所:東京都港区赤坂3-18-1
電話:03.5549.2150
HP:http://www.risveglio-akasaka.com
 
部屋タイプは、「セミダブル」(1万1,880円~)、「ダブル」「ハイウッドツイン」(1万4,850円~)、最大3人収容できる「ラギットツイン」(2万3,760円~)、最大6人収容可能な「アトリエスイート」(4万8,600円~)の5タイプを用意する。ラギットツインとアトリエスイートは最低2人利用時の価格。
 
開業記念プラン
セミダブル 2名1室お一人様 6,075円〜11,475円(税込・ルームチャージ)
2015年12月1日〜2016年2月29日ご宿泊分まで
 
文:和坂康雄