光と五感のデザイン学 考えるあかり Light up your life and fie senses

AI(人工知能)が消防士の守護天使になるかも?

NASAのジェット推進研究所で、人工知能(AI)を使った消防士支援システムが開発されています。AIが現場の状況把握と判断を行うことで、消防士の危険を未然に回避することができるというもの。レスキュー現場の常識も、今後かなり変わって行くかもしれません。

考えるメディア編集部2017.04.04

大学の匿名受験は「公平」な採用制度に成り得るか

就職活動でエントリーシートを出すように、どこに行くにも名前や出身、所属などの明確な「肩書き」がセットになります。区別しやすい情報として必要なものとはいえ、疎ましさを感じた経験がある人も多いのではないかと思います。では、事前の属性判断になる情報を排除すれば、どの人も公平にチャンスが与えられるものなのでしょうか。イギリスのある大学は、「匿名制受験」の導入を始めました。

考えるメディア編集部2016.11.26

メンタル・トレーニングはチームを強くするか

強い選手が揃っていたとしても、必ずしも勝利に結びつかないのがチームプレーを必要とするスポーツの難しく奥深いところ。今回はサッカー指導に力を入れるドイツの、チーム戦術力を高めるメンタル・トレーニングの研究をご紹介します。

考えるメディア編集部2016.11.14

自動運転の技術はオンラインで学ぼう

エンジニアのためのオンライン学習Udacityが自動運転車技術者コースを開設しました。エンジニアの自動運転業界への転職準備に、オンライン学習での学位取得がスタンダートになる日も近いかもしれません。

考えるメディア編集部2016.11.09

人々のための大学

シリア難民は費用が免除され、500名がオンライン大学で学んでいるそうです。インターネットを利用した遠隔教育の動向をご紹介します。

信國 謙司2016.09.03

地下に存在するニュートリノをとらえる目 スーパーカミオカンデの観測でノーベル物理学賞受賞

2015年のノーベル物理学賞は、「ニュートリノに質量を示したニュートリノ振動」を発見した功績によって、東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章博士とカナダ・クィーンズ大学名誉教授のアーサー・マクドナルド博士の2人に贈られました。ニュートリノは、この宇宙をつくっている基本的な粒子である素粒子の仲間ですが、いったいどのような粒子なのでしょうか。

荒舩 良孝2016.02.29

映画はいかに「希望のひかり」を描くのか? 〜ディズニーの新作『ザ・ブリザード』〜

映画のなかで様々な意味をまとうひかり。宇宙人やその乗り物をひかりのかたまりとして表現した『未知との遭遇』では、ひかりは人類をはるかに超えた高度な知性として描かれ、それは希望をイメージさせるものでした。遭難したタンカーを救い出す実話をもとにした、同じくディズニーの新作『ザ・ブリザード』から、映画はひかりに何を託したのかを考えます。

川本 ケン2016.02.26

被災地に灯すあかり―福島県いわき市久之浜町での照明設置活動

2011年の東日本大震災で地震・津波・放射線・火災の四重の困難に見舞われた、福島県いわき市久之浜町。津波の被害を受けた沿岸部では多くの家屋が取り壊され、他の地域でも街の様相は大きく変わりました。困難に直面する被災地で、あかりに何ができるのでしょうか。東京都市大学建築学科小林研究室の活動を紹介します。

東京都市大学建築学科小林研究室2015.12.04

星々の光に記憶を刻む 映画『光のノスタルジア』

チリ・アタカマ砂漠での光と記憶を巡る「意識の旅」を描く、南米ドキュメンタリー映画の巨匠、パトリシアス・グスマン監督の『光のノスタルジア』。宇宙の起源を求めて天文学者たちが、遠い銀河を探索するかたわらで、行方不明になった肉親の遺骨を捜して、砂漠を掘り返す家族の姿。天の時間と地の時間が、標高5,000メートルを超える天文台で交差します。

2015.10.07

希望の光は自ら見つけだすもの 映画『ぼくらの家路』

「子どもの自立」を、現代のドイツ・ベルリンを舞台に描くエドワード・ベルガー監督の『ぼくらの家路』。主人公は10歳の少年。母子家庭の貧困から養護施設に入れられ、母親恋しさに施設を抜け出したものの、その母親は行方知れず・・・。彼女を探しての昼夜問わずの三日間、そこで出会う、あるいは図らずも出会ってしまった人々や出来事を通して、自分が置かれた状況を“身体的”に理解していきます。

2015.09.18