日の光が植物に大きな影響を与えているのは誰もが知ることですが、月の光もまた同様に、自然界に大きな影響を与えています。植物や樹木、野菜にとっても例外ではありません。
お盆最終日となる8月16日、京都にて先祖の魂を冥界に送ることを目的とた宗教的な行事「京都五山送り火」が実施されます。炎で書いた文字を浮かび上がらせる「大文字(だいもんじ)焼き」として広く知られています。ですが本当は「大」以外にも合計6つの文字が灯されています。それにも関わらず「五山送り火」と呼ばれているその由縁についてもご紹介しています。
皮膚の役割は何なのでしょう? 皮膚は身体を包むためだけに存在するのでしょうか。皮膚は心臓や肝臓、腎臓、脳などと同じ「臓器」なのです。そして驚くべきことに、皮膚は色や光を感じることができるのです。
自分のこだわりや大切にしているものによって、同じものを見ていても、当然のことながら感じ方も見え方も十人十色で違ってきます。けれど、ものごとの本質は変わることはありません。見ているものの「本当の姿」を理解するために、まずは自分の色眼鏡を外して見ることです。
撮影はすべてロケ(スタジオ撮影禁止)、カメラは手持ち、効果音や劇伴禁止(その場で鳴っている音以外を後から付け足してはならない)、そして照明禁止。「ドグマ=純血の誓い」に基づく映画運動は、光のありかたがひとの人生そのものを規定することを、教えてくれます。
犯罪/事故現場に誰よりも早く到着して、陰惨な状況をVTRに収める「報道パパラッチ」を主人公に、現代社会の光と陰を描くのが映画『ナイトクローラー』です。主役はジェイク・ギレンホール。
チョウの翅(はね)、クジャクの羽、シャボン玉、オパール、タマムシ…一件関係の無いように見えるこれらの「キラキラ」は、実は同じ構造でできている「色の仕組み」なのです。ナノメートルという微細なスケールを扱うテクノロジーが進歩したことによって、わたしたちはそのキラキラをメイクなどに取り入れながら生活しているのです。
塔やビルが発している光の色について、考えたことはありますか? 光の色ひとつひとつに意味を持たせ、シンプルながらもダイレクトなメッセージを発信している街のシンボルがあります。ニューヨークにあるアンパイアー・ステイトビルです。
ダメだと分かっていても、ついつい食べ過ぎてしまう・・・そんな経験は誰でもあることです。実は、食事の見た目をちょっと変えることで、意識せずに食べ過ぎをコントロールすることができるのです。
人が見るものは、必ずしも光が像を結ぶものばかりではありません。元ナンパ師で催眠術の心得を持つカウンセラー・高石宏輔氏による、目を瞑った人が見るもの、そして目を開くときに見るものとは。そしてそれは、人のコミュニケーションにおいて、どのように作用するのでしょうか。
人間は知覚の大部分を視覚に頼っていると言われます。では、眼を持たないダニにとって、世界はどう「見える」のでしょうか。そして、嫌われ者のダニを研究する研究者の見ている世界とは。
私たちが見ている「色」とは一体何なのでしょう? 自然が作り出したものや人の手によって作られたものなど、私たちの住んでいる世界はたくさんの色で溢れていますが、視覚的に見えている色は、物質が持つ本質的な色とは全く異なります。
明かりがなければものは見えません。見えなければ、そのものが何であるかは分かりません。それと同時に、見えたからこそ見えなくなるもの、分からなくなるものがあります。
オラ・リンダル写真集『Distance』。“見えないものに耳を傾ける”という五感的なアプローチが彼の創作のテーマ。ノルウェーの森の神秘が彼のバックボーンにあることは間違いありませんが、一方では光への渇望をリンダルの作品から感じとることも可能です。