夜の街を彩るイルミネーション。美しく彩られてはいるものの、いくつものイルミネーションを見るうちに、私たちの感動は、いつの間にか薄れていってはいないでしょうか。もっとイルミネーションが街の環境と溶け合うものであったなら。東京都市大学 小林研究室の活動を記します。
今回紹介するのは、通常なら住居内に収まるリビングを、バルコニーと居住空間の「中間領域」と再定義し、自然光を感じられる空間を作るパッケージ型リノベーションの「AM6」。2月5日より、全国でパッケージ型中古住宅リノベーションサービスを展開している「RE住むリノベーション」で取り扱いが始まりました。
音の印象というのは、聴いている空間の照明の明るさや色、質とも密接に関係しているのかもしれません。ソニーが展開する新しい製品シリーズ「Life Space UX」から登場した『グラスサウンドスピーカー』は、ランタンスタイルの照明に360度スピーカーを組み合わせた、これまでにありそうでなかった新しいタイプのガジェット。
安くて安全な光源が普及したことから、出番の少なくなってしまった提灯。しかし茨城県水戸市にある老舗、株式会社鈴木茂兵衛商店では、伝統の技術を生かして、最新のインテリアとして使える斬新なデザインの提灯を作り続けています。
日本でも多くのファンに愛されるクリスタル・メーカーのスワロフスキーが、まばゆい太陽の光が降り注ぐ街マイアミをステージに、様々なアート作品を紹介する「Design Miami」で数々の注目作品を発表してきたのをご存知でしょうか。
夜、あかりを灯せば、その光は部屋の中を照らすばかりでなく、街路にも漏れてだしてゆきます。窓から漏れたそのあかりは、街ゆく人に、近隣の住民に、どんな効果をもたらしているのでしょうか。夜になれば身近にある存在にも関わらず、これまでほとんど明らかにされてこなかった「窓明かり」について、考えます。
寂しく思える冬の庭にこそ、命が輝く光が見えます。ストウ庭園の『ウィンターガーデン』、そして日本の冬の植物から、枯れた木々と草や葉の色彩の間に、生命力溢れる輝きを探してみてください。
いよいよ年の瀬も押し迫ってきました。年末年始は、一年のなかでも特に年中行事の多さが感じられる時期ではないでしょうか。
ストウの冬。日本より緯度の高いイギリスでは、冬になると午後3時くらいには日が落ち始めます。イギリスは日本と比べると夕暮れの時間が早く訪れますが、太陽の低い傾きが長く続く分だけ、夕闇も少し長く味わえるのでしょうか。高緯度特有の深い空色が夕闇を引き立てる「マジック・アワー」です。
2011年の東日本大震災で地震・津波・放射線・火災の四重の困難に見舞われた、福島県いわき市久之浜町。津波の被害を受けた沿岸部では多くの家屋が取り壊され、他の地域でも街の様相は大きく変わりました。困難に直面する被災地で、あかりに何ができるのでしょうか。東京都市大学建築学科小林研究室の活動を紹介します。
過密化が進む大都市で、市民の憩いの場となる緑地や公園をどうやって確保するかは、世界共通の悩みとなっていますが、ニューヨークでは太陽光を使って地下に公園を作るという斬新なアイデアで、この問題を解決しようとしています。
子どもにあかりをしつらえてあげる時、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。あかりの果たす役割は、ただ明るくするばかりではありません。今回は子どもとあかりのスケールについて、考えてみます。
タイのバンコクをベースに活動するデザインスタジオ、THINKK Studioは色、形、大きさを自由にカスタマイズできるランプシェードを展開しているだけでなく、製造プロセスにおける環境対策にも積極的に取り組んでいます。
光は私たちの生活になくてはならないもの。しかし、光のことをどれだけ知っているでしょうか。照明デザイナーは日本の住宅照明をどのように考えているのか。設計の際に考える光の生理的効果と心理的効果とは?