光と五感のデザイン学 考えるあかり Light up your life and fie senses

窓に明かりが灯ることの効果を考える

夜、あかりを灯せば、その光は部屋の中を照らすばかりでなく、街路にも漏れてだしてゆきます。窓から漏れたそのあかりは、街ゆく人に、近隣の住民に、どんな効果をもたらしているのでしょうか。夜になれば身近にある存在にも関わらず、これまでほとんど明らかにされてこなかった「窓明かり」について、考えます。

東京都市大学建築学科小林研究室2016.01.22

庭とあかり 美しき冬ーウィンターガーデン

寂しく思える冬の庭にこそ、命が輝く光が見えます。ストウ庭園の『ウィンターガーデン』、そして日本の冬の植物から、枯れた木々と草や葉の色彩の間に、生命力溢れる輝きを探してみてください。

藤津 紫2016.01.18

異形の人造貫通洞群を巡り、地底の月面を踏みしめる。

昼間にも夜に負けない闇がたくさんあります。房総半島は、たいした山もないのに、江戸時代から昭和にかけて素掘りトンネルが盛んに掘られた、昼間の闇の名産地です。そして、月面の名産地でもあるのです。

中野 純2016.01.08

小寒ーーなぜスキー場で日焼けするのか[二十四節気のあかり]

あけましておめでとうございます。まもなく一年で最も寒い季節を迎えます。そこで、この連載でも寒い話題を。雪や氷と光の関係についてお話しします。

今井 明子2016.01.06

季節の年中行事にみる、伝統の継承と新しい感性 [あかりの本棚]

いよいよ年の瀬も押し迫ってきました。年末年始は、一年のなかでも特に年中行事の多さが感じられる時期ではないでしょうか。

岸本 洋和2015.12.23

冬至ーー知られざるクマの冬眠[二十四節気のあかり]

一年のうちでもっとも日の短い「冬至」になりました。この季節、動物たちは冬籠りを始めます。今回は、上野動物園にクマの冬眠についてお話を伺いました。

今井 明子2015.12.22

ライフとは? スタイルとは? 「mountain morning “WHITE”」

代官山で開催されているイベント「mountain morning “WHITE”」は、インテリアスタイリスト作原文子さんの「ごく私的な思い」からスタートしたプロジェクト。イベントでは、アート、インテリア、ファッション、フードを組み合せて、インスタレーション形式で「山の朝」を表現しています。

2015.12.17

庭とあかり クリスマスー暖かい光に包まれて

ストウの冬。日本より緯度の高いイギリスでは、冬になると午後3時くらいには日が落ち始めます。イギリスは日本と比べると夕暮れの時間が早く訪れますが、太陽の低い傾きが長く続く分だけ、夕闇も少し長く味わえるのでしょうか。高緯度特有の深い空色が夕闇を引き立てる「マジック・アワー」です。

藤津 紫2015.12.15

24色の光で音をファッショナブルに可視化するブルートゥースイヤフォンが登場

スマホに保存した音楽をヘッドフォンやイヤフォンで聴くのは今や当たり前。そして最近ではオーバーイヤータイプの見せるファッショナブルなヘッドフォンが流行っていますが、「Shine」はその名の通り、再生中の音楽に合わせて24色に光り輝くレーザーケーブルを使ったブルートゥースイヤフォンで、さらにファッショナブルな演出が楽しめるようになっています。

2015.12.14

東京しか知らない“異邦人”ー写真で切り取る72億分の1のヒトコマ

世界に72億人が住んでいれば、その人の数だけ、人生というストーリーが溢れています。72億分の1の人生のほんのヒトコマを、スマホカメラで切り取った息づかい溢れる写真と共にお届けします。

ほそみ えり2015.12.11

スタイリッシュホテル・イン・トーキョー 「ホテルリズベリオ赤坂」

この12月に東京・赤坂にできた「ホテルリズベリオ赤坂」は、時代の気分を最高のレベルで表現した“東京スタイル”の傑作といえるでしょう。その特長のひとつは、アートとともに過ごす部屋。「覚醒する」をテーマにした、一部屋ごとに異なるオリジナルのアートは秀逸です。

2015.12.07

眠れない長い夜を過ごすには「ウィンターブルー」を制しなさい

気温が安定し、一般的に1年の中で最も眠りやすいシーズンともいわれる秋。しかし、睡眠に優しい時季であるはずの10月頃から春にかけて発症する季節限定の感情障害に苦しみ、睡眠障害に陥ってしまっている人も少なくありません。

友野 なお2015.12.01

あかりと親しくなる方法。「クリスマスのあかり」を考察する。

クリスマスが近づくと、徐々に点灯し始める街を彩るたくさんの小さなあかりたち。イルミネーションは「照らす」のではなく「自らの光り方を見せる」特別なあかりでもあります。この季節だからこそ楽しめるあかりと親しくなるヒントを見つけに行きましょう。

高橋 哲史2015.11.24

庭とあかり 晩秋―木の葉が重なる小径

落葉が始まり少し寂しくなったストウの庭。落ち葉拾いも結構な仕事ですが、来客も少なく樹木伐採に適したこのシーズンは、夏の除草から、新たな秋の作業へと移り、いよいよ庭の修復復元事業が始まります。

藤津 紫2015.11.20

生活は五感の結晶 南青山「HEIGHTS」

五感全体で理解できるスペースやコミュニケーションがあれば、きっとお気に入りのものはライフスタイルへとつながっていくでしょう。南青山のヴィンテージ・マンションの上階層にできた「HEIGHTS」は、そんな思いをかなえてくれる稀有な空間です。

2015.11.19

芸術、自然、生命に“ふれる”ミュージアム 「NIFREL」がオープン

11月19日大阪「EXPOCITY」に感性を刺激する体験型ミュージアム「NIFREL(ニフレル)」がオープンします。
巨大水槽で環太平洋の海を再現し、水族館のイメージを劇的に変えた海遊館が運営する「NIFREL」。海生生物の展示を行う施設ですが、単に水族館とは呼べないような、数々の感性を刺激する仕掛けが組まれています。
「WONDER MOMENTS」を手がけたのは、2002年ごろから数多くのインタラクティブアート*2やインスタレーションを制作してきたアーティスト松尾高弘(Lucent Design Inc.代表)。松尾氏は光を主体としたアート、デザイン、エンジニアリングを行っており、繊細な光のインスタレーションが国内外で高い評価を得ています。

2015.11.11

太陽光で地下に公園を造るプロジェクトがニューヨークでスタート!

過密化が進む大都市で、市民の憩いの場となる緑地や公園をどうやって確保するかは、世界共通の悩みとなっていますが、ニューヨークでは太陽光を使って地下に公園を作るという斬新なアイデアで、この問題を解決しようとしています。

2015.11.09

立冬ーーお湯の中で花開く菊 [二十四節気のあかり]

日に日に秋が深まり、とうとう暦の上では冬となる「立冬」がやってきました。本格的な冬に入る前に、私たちの目を楽しませてくれる菊について、今回はお話しします。

今井 明子2015.11.05

子どもにとってはそのあかり、街路の「ポール灯」みたいに巨大かも

子どもにあかりをしつらえてあげる時、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。あかりの果たす役割は、ただ明るくするばかりではありません。今回は子どもとあかりのスケールについて、考えてみます。

村角千亜希2015.10.27

IoTへの注目に合わせてますます進化するスマートライトたち

スマートフォンで明るさや色をコントロールできるスマートライトが人気を集めていますが、最近話題のIoTへの注目が高まるにつれて、単体で使うだけでなく、スマートハウスとの連動機能を持たせた製品が増えています。

2015.10.26

失われたもうひとつの月見を再び。絶海の孤都で二十六夜の月を待つ。

9月の十五夜(中秋の名月)に続いて、10月25日は十三夜(いわば、晩秋の名月)。でも江戸では、満月に近い月ばかりが人気だったわけではなく、新月に近い二十六夜の月も大人気でした。今、二十六夜の月が一番似合うのは、沖縄かもしれません。

中野 純2015.10.20

あなたに合わせた七色のあかりと音楽が、快適な眠りをサポート

製薬会社らの調査によると、世界人口の約35%はなんらかの睡眠障害があり、中でも不眠症は健康への深刻な被害をもたらすとされています。そうした影響か、ここ数年の間で、睡眠の状態を管理し、安眠をうながすことを目的とした『スリープコンパニオン』と呼ばれるウェアラブル端末や専用機器が次々と発売されています。

2015.10.12